2018/10/05
お口のまわりの筋肉は その1
食べ物をよく咬み、咀嚼する事により、様々な機能的な良いことが生じて来ることがわかっております。しかし逆に、あまり噛まなければどうなるのでしょうか。お口のまわりの筋肉も使わなければ弱くなり、お口の内外の舌と唇もしまりがなくなってきます。では実際に小児の舌や唇の力や圧はどのくらいでしょうか。左の表とグラフは当歯科クリニックで、実際にお子さんに写真のような計器を使って、舌が上顎に圧迫する圧力を測ったものです。年齢が増加するとともに舌の圧力が増加しているのがわかります。
この普段の舌の位置と強さを調べることにより、お口の機能を評価することができます。また、あまり低いときは、お口の機能を強化した方がいい場合が出てきます。